登山・ハイキング

【ゼロの山】かなやま湖北岸の展望の山

ゼロの山は南富良野町と富良野市の境界にある山です。

夏の登山道もありますが、今回は冬の登山での紹介をしたいと思います。

標高差も距離も短いので、お手軽にさくっと登れる魅力があります。

ゼロの山基本データ

ゼロの山は、南富良野町と富良野市の境界に位置している標高743mの山です。

山の南には「かなやま湖」があり、湖を挟んで社満射岳(しゃまんしゃだけ)が対峙しています。

樹海峠の尾根続きには、「一ノ山」、「二ノ山」、「三ノ山」が連なっています。

夏の登山道もありますが、面白くなさそうなので、いつも冬に登っています。

名前の由来

「ゼロの山」は地形図には名前の無い山ですが、尾根続きにある「一ノ山」、「二ノ山」、「三ノ山」の並びにあることから、そう呼ばれています。

ちなみに山頂標柱は「0の山」という表記になっています。

漢数字の表記で統一するのであれば「零の山」が自然な感じもしますが、この表記は不思議と見たことがありません。

アクセス

かなやま湖の北岸にある「ログホテルラーチ」さんの奥に続く道路のちょっと奥に、除雪されている駐車スペースがありました。

除雪車の邪魔にならないように駐車しましょう。

GPSログ

せっかくなので周遊するように登ってみました。

登山口標高:380m
ゼロの山山頂:743m
標高差:363m
距離:全行程4,4km、登り1時間10分、下り45分

登山道の様子(取材日:2014/3/24)

ログホテルラーチさんの奥に続く道路に除雪されている箇所からスタートします。

序盤はカラマツ林の中を進みます。

季節外れの暖かい陽気で、なぜか「エゾハルゼミ」が雪面上でカチンコチンに固まっていました。

いくら何でも出てくるのが早すぎるでしょう。。。

しばらく進むと、登山ポストが設置されていました。

振り返ると社満射岳(しゃまんしゃだけ)が高くそびえています。

北西から南東方向にかけて送電線が通っているのが良く目立ちます。

冬山ではこのような人工物があると、読図の際にとっても便利です。

山頂が近づいてくると、徐々に疎林になっていき、ダケカンバも増えてきます。

稜線上からは真っ白な「かなやま湖」が良く見えました。

少しアップで見てみると、「狩勝山(かりかちやま)」が見えています。

狩勝山のちょっと奥は新得町になります。

次は樹海峠方面の展望です。

「一ノ山」、「763峰」、「二ノ山」が見えています。

隠れて見えませんが、「二ノ山」の奥に、「三の山」と樹海峠があるような位置関係です。

一ノ山と763峰の間に、真っ白な標高の高い山が見えていました。

少しアップで見てみましょう。

ニペソツ山からウペペサンケ山までの東大雪の山々の展望でした。

こんな低山からニペソツ山が見られるのは嬉しいですね。

ゼロの山は笹斜面で展望の良い場所がいくつかあるので、低山ながらに展望の楽しめる山です。

展望を楽しんで登っているうちに、あっという間に山頂到着です。

山頂標柱は、ゼロの山じゃなくて「0の山」です。

真っ白なかなやま湖を眼下に望む光景は低山ながら、満足感を感じさせてくれます。

かなやま湖を挟んで南側は、南富良野町と占冠村の境界の山々が広がっています。

社満射岳はちょうど、南富良野町と占冠村の境界に位置しています。

トマム山は言わずと知れた「雲海テラス」で有名となったトマムリゾートのある山ですね。

となりの落合岳は電波塔のある山で、山頂まで管理車道が通っていて、支笏湖の紋別岳のような雰囲気の山です。

夕張岳方面の展望もこの日は素晴らしかったです。

高山植物も豊富で山容も美しい「夕張岳」、またひと際目立っている名も無き1415峰は通称、「夕張マッターホルン」と呼ばれています。

夕張岳の北側にある芦別岳もスッキリ見えていました。

道央圏の山々の展望が楽しめる良いお山でした。

まとめ

要点まとめ
  • 初心者向け
  • 展望良好!予習して行きましょう
  • 送電線などもあり、読図初心者にもオススメ

最後まで御覧いただきまして、ありがとうございました。

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