2019年もあとわずかになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
目標の山に登れた方も、そうでない方もいらっしゃると思います。
気の早い方は、来年度の目標も決まっているかもしれませんね。
今回は自分自身の記録もかねて、私の2019年の登山を振り返ってご紹介いたします。
全部取り上げるときりが無いので、いくつかピックアップしていきたいと思います。
もくじ
2019年冬~春
タウシュベツ橋梁
2019年の冬は小雪で、糠平湖の湖面が見えている箇所が多く、例年より「アイスバブル」が話題になった年でした。
各報道機関のカメラマンも訪れており、駐車場も大変賑わっていました。
2019年の年末時点では雪が少ないので、2020年もまた「アイスバブル」イヤーになるかもしれませんね。
熊野古道 伊勢路(いせじ)
熊野古道・伊勢路の、大吹峠・松本峠・始神峠と、鬼ヶ城を歩いてきました。
北海道の4月はまだ寒いので、この時期の熊野古道は定番化していますね。
丹沢縦走
鍋割山から塔ノ岳へ縦走してきました。
ずっと天気悪かった上に、この地域特有の階段地獄を味わいました。
登山道整備で階段を多用するというのは、いかがなものでしょうか・・・。
殿様街道
こちらは珍しくプライベートで歩いてきた殿様街道(とのさまかいどう)。
あまり歴史的な雰囲気はありませんが、札幌圏と違う植生がとっても楽しかったです。
恵山・海向山
恵山(えさん)は、函館の東、亀田半島の突端にある山です。
個人的に大好きな山で、数年に一度は訪れています。
天気が良く、熱中症気味のお客様が出るほどの暑い日でした。
両神山・甲武信ヶ岳
両神山は白井差新道、甲武信ヶ岳は西沢渓谷から毛木平への縦走でした。
飛び込みガイドの山中さんに「ヤマシバカエデ(※チドリノキの別名)」を教えてもらったのが印象的でした。
2019年夏~秋
雌阿寒・西別岳・摩周岳
6月と9月に同じツアーのガイドで2回。
道東の山は標高こそ低いですが、雰囲気があって大好きな山域です。
姫神山・森吉山・秋田駒ケ岳
昔住んでいた盛岡の姫神山と、秋田県の2座を縦走するツアーでした。
森吉山荘はお酒飲み放題(無料)だったのですが、お客様は全員女性であまり飲まない方が多かったのが、印象的でした。
お酒と登山が好きな方には、ぜひオススメしたい宿です。
五色ヶ原~薬師岳縦走
ガスの呪いの付きまとわれて、ほとんど展望が無かったのが残念でした。
お花も綺麗でとっても良いコースです。
ここはまた是非リベンジに行きたい!
羊蹄山
30℃超えのとっても暑い日でしたが、誰一人脱落者無く歩けました。
京極コースはしばらくぶりでしたが、前より道が荒れている感じがしました。
トムラウシ山
こちらもロングコースですが、天候に恵まれて無事に登頂。
カムイ天上付近の名物、「ドロドロの登山道」が、木道の整備でだいぶ歩きやすくなっています。
幌尻岳
写真は撮っていないのですが、2名もけが人を出してしまった大反省のツアーでした。
一人は命の泉から滑落、一人は登山道での転倒。
2名とも保険対応になりましたが、本当に申し訳なかったです。
羅臼岳と川湯温泉
羅臼はあいにくの天気で、展望無しでした。
帰りの硫黄山の散策時は天気良かったのですが・・・。
ちなみに、硫黄山付近のハイマツは、日本で一番標高の低い場所にあるハイマツです。
秋の大雪山ガイド支援
9月は大雪山のガイドが足りなくなる時期で、応援で行っていました。
旭岳の姿見の池周辺、銀泉台など、紅葉シーズンだけの繁忙期です。
大杉谷~大台ヶ原
11月の最後に、三重県の大杉谷から奈良県側の大台ヶ原まで縦走しました。
北海道はだいぶ寒い時期ですが、こちらはポカポカと暖かく、歩きやすい登山道でした。
年末のご挨拶
年の瀬に、皆さんもご自身の歩かれた山々を振り返ってみてはいかがでしょうか?
今シーズンも一緒に歩いていただいた方、大変ありがとうございました。
また来年も、皆様が怪我無く楽しめる登山シーズンになる事をお祈りしております。
登山・ハイキング倶楽部では、登山ガイド・森林インストラクターの橋本竜平がご案内する、会員制のガイドツアーを実施しております。
顔が見える範囲の少人数制で、自然を楽しみながら歩くことを目的として立ち上げた倶楽部です。
もしよろしければ、一緒に山歩きを楽しんでみませんか?