今回は、企画したツアーで加車山と橘湖を縦走してきました。
お天気も良く、条件の良い中で歩けたので、今回ご紹介させていただきます。
加車山とは
加車山(かしゃやま)とは、登別市と白老町の境界に位置している山です。
加車山の詳細は、別の記事で詳しく紹介しています。
橘湖とは
橘湖(たちばなこ)とは、登別市にある湖で、日本で唯一の私有の湖となっています。
橘湖の詳細は、別の記事で詳しく紹介しています。
GPSログ
今回は道道2号線、洞爺登別線から加車山へ登り、尾根伝いに橘湖方面へ。
橘湖を東から西側へ湖面を横断し、カルルス温泉へ下山するルートです。
【参考タイム】
9:30発 ⇒ 10:22 加車山山頂 10:42 ⇒ 703ピーク(11:20通過)⇒12:20 橘湖東岸 ⇒ 橘湖中心部(ランチ)⇒ 13:36 カルルス温泉
全行程約4時間、歩行距離7.1㎞です。
※道道2号線の加車山方面へはゲートがあり、午前9時以降に通行可能になるのでご注意下さい。
登山中の様子(取材日:21/3/27)
まずは加車山の主稜線までの登りからスタートです。
斜度もほどほどで、登りやすい雪質です。
稜線に出ると、木々の隙間から展望も楽しめます。
写真は樽前山~風不死岳。
道南方面の展望もバッチリでした。
胆振の室蘭岳とカムイヌプリ、その間に砂原岳(駒ヶ岳)もくっきり見えました。
噴火湾越しに、亀田半島の恵山から続き道南の山並みがシルエットで見えました。
苫小牧方面へ目を向けると、日高山脈の白い山並みが遠くに見えています。
かろうじてわかるのは、最高峰の「幌尻岳」とお隣の尖った山の「戸蔦別岳」。
加車山から橘湖方面へ少し下ると、綺麗に倶多楽湖(くったらこ)を見下ろせるポイントがありました。
バッコヤナギも芽吹き始め、暖かな春の日差しの中を歩いていきます。
降りてきた加車山を振り返っての一枚。
またカルルス温泉から見るのとは雰囲気が変わりますね。
橘湖へ向けて歩いていきます。
橘湖への降り口はだいぶ笹が濃かったので、北斜面側へ少し遠回りして、雪のある所を繋いで歩きました。
橘湖に到着。
湖の真ん中でランチタイムにして、湖を横断してカルルス温泉へ下山します。
橘湖(たちばなこ)横断後の一枚。
少し緩んでいる箇所もありましたが、まだ大丈夫そうです。
森を抜けて、カルルス温泉に到着。
最初に登った加車山が綺麗に見えていました。
まとめ
- 橘湖への降り口は笹が出ていたので、もう少し早い時期でも良かった。
- 火口湖の橘湖は神秘的な雰囲気。結氷した時期はぜひオススメ
最後まで御覧いただき、ありがとうございます。
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