今回は、大雪山国立公園のバックカントリーエリアをご紹介いたします。
大雪山は北海道でも内陸部に位置し、寒さも厳しいエリアですが、極上のパウダースノーが楽しめます。
元々、大雪山の麓に6年間住んでいた経験も含め、いくつかのエリアをご紹介させていただきたいと思います。
※新しく取材出来たエリアがあれば随時追加していきます。
黒岳エリア
黒岳ロープウェイとリフトを使って、お手軽に楽しめる斜面が多いです。
黒岳ペアリフト横にある九十九沢(つくもさわ)は、ハイクする距離が短いので、お手軽に楽しむことが出来ます。
九十九沢周辺は適度な疎林で、風の影響を受けにくいので、パウダースノーの確立が高いスポットです。
またがっちりハイクアップして、黒岳山頂からの大斜面を滑るのも最高に楽しいです。
山頂まで向かう方は、気象条件が厳しく、リスクも高くなるので、十分に備えてから行ってください。
また標高の高いエリアなので、強風時はロープウェイが運休する可能性もあります。
運行状況を確かめてから行った方が無難です。
また毎年、正月明けから1月いっぱいはロープウェイが運休、1月~2月中旬はリフトが運休しているので、厳冬期のパウダーを楽しむなら、2月中旬の整備運休開けが狙い目です。
旭岳エリア
こちらも旭岳ロープウェイが運航しているので、お手軽にバックカントリーを楽しめるエリアです。
姿見駅より上のエリアは、森林限界以上でガリガリのアイスバーンですが、姿見駅の下は樹林帯のパウダースノーが楽しめます。
とても混雑しているエリアなので、最近はあまり行かなくなりましたが、ほとんどハイク無しでパウダーが滑れるのが魅力のエリアです。
十勝連峰エリア
定番の『三段山』や、富良野岳のジャイアント尾根から、『ベベルイ川』、『二十林班沢』の大斜面、あまり人の多くない『上富良野岳周辺』など、標高1000m付近まで車でアクセスできるのが魅力のエリアです。
温泉も多くあり、吹上温泉の白銀荘では、ウェアやシールを乾かせる乾燥室も完備しており、連泊で滞在して楽しむ方も多いエリアです。
愛山渓温泉エリア
道路が開通するGW明け以降ですが、『安足間岳』、『愛別岳』などのロングハイクを楽しめます。
ハイクの距離が長く、なかなか疲れますが、その分人が少ないのも魅力で、貸し切りの大斜面を滑る事が出来ます。
また下山後の愛山渓温泉も、秘湯な雰囲気が魅力です。
まとめ
今回は大雪山のバックカントリーエリアをまとめてみました。
詳細なルート・コースガイドのご紹介も随時追加していきたいと思います。
御覧いただきまして、ありがとうございました。
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黒岳エリア
・ウェブサイト:大雪山層雲峡黒岳ロープウェイ
・⇒層雲峡温泉の宿を探す
・⇒強風でロープウェイが運休しないかをチェックする
※高度1400前後で、風速が15m越えると運休の可能性あり!北西風は予報より強く、南東風は予報より弱くなる傾向あり。
旭岳エリア
・ウェブサイト:大雪山旭岳ロープウェイ
・⇒⇒旭岳温泉の宿を探す
・⇒強風でロープウェイが運休しないかをチェックする
※高度1400前後で、風速が15m越えると運休の可能性あり!北西風は予報より弱く、南東風は予報より強くなる傾向あり。
十勝連峰エリア
・ウェブサイト:白銀荘
・⇒⇒十勝岳温泉の宿を探す
愛山渓温泉エリア
・ウェブサイト:愛山渓倶楽部
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