今回は北海道の上川町、北見市、上士幌町の境界にある三国山をご紹介いたします。
冬の天気の良い時の写真があったので、三国山から見られる山を山座同定してみました。
行かれる予定のある方はぜひ参考にしてみて下さい。
三国山とは
北海道の三国峠の近くにある山で、3つの国の境界(石狩国、十勝国、北見国)が山名の由来となっています。
厳密にいうと、ジャンクションピークから東側に逸れているので、三国山の山頂は、北見と上士幌の境界なので、二国山状態です。
アクセス
三国トンネルの上川町側に広い駐車帯があります。
登山道はトンネルの脇から沢沿いをたどっていくルートです。
登山ルートからの展望(2014年4月取材)
まずは駐車場から、トンネルの脇へ向かいます。
冬の場合は適当な所で尾根に取り付きましょう。
稜線上は晴れていれば絶好の展望台です。
こちらは東大雪方面の山々です。
ニペソツ山や、ウペペサンケ山は山容が特徴的なので、どこから見ても一目瞭然ですね。
尾根上は細くなっている場所もあるので、冬は注意が必要です。
ジャンクションピークのダケカンバ。
2019年の秋に、分水嶺の大理石が設置されたそうなので、夏に再訪してみたいです。
表大雪もくっきり見えていい感じです。
旭岳は後旭岳と重なっていそうですが、写真だと判別できませんね。。。
今度は北大雪方面の展望です。
あまりこの角度で見る事が無いので、新鮮な光景です。
山頂看板がちょっとだけ顔を出していました。
今度はクマネシリ方面の展望です。
西クマネシリ山とピリベツが重なって見えるので、ちょっと分かりずらいですね。
クマネシリはアイヌ語で、「物干し竿」を意味するそうで、長く平坦な稜線が名前の由来です。
最後に登ってきた、三国トンネル方面の展望です。
石狩山塊は、いくつも名無しピークがあるので、山座同定がやりずらいです。
トムラウシ山がひょっこり顔を出しているのが意外でした。
360度のパノラマが楽しめる、大雪山の展望台のような山でした。
天気の良い日を狙ってぜひ、チャレンジしてみてください。
おまけ
下部の樹林帯では、ヨコワサルオガセを見つけました。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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