有明の滝とは
有明の滝は札幌市清田区にある滝で、その周辺は自然探勝の森として散策路が整備されています。
アクセス
有明の沢入口に、広い駐車スペースがあります。
またここから西側にある小滝の沢入口にも広い駐車スペースがあります。
GPSログ
今回は有明の沢に車を置いて、ぐるっと周遊する形で歩いてみました。
有明の沢入口⇒有明の滝⇒もみじ台⇒有明小滝⇒水音の沢入口⇒有明の沢入口
約5.2㎞、ゆっくり歩いて2時間弱の行程でした。
トレイルの様子(取材日:20/10/25)
今回は有明の沢入口にある駐車場に車を置いてスタートです。
入口には綺麗な案内看板が設置されていました。
紅葉はまだまだ綺麗でしたが、ピークは過ぎ、落葉でトレイルが覆われていました。
モミジ類が多く赤が目立って、なかなか綺麗な紅葉です。
樹冠が遠いですね。
しばらく歩くと左手に有明の滝へ続く道が出てきます。
有明の滝はわりと水量が少なめで、思ったより迫力が無かったというのが正直な感想でした。
落差は13mなので高さはまずまずなんですがね。。。
来た道を戻り、もみじ台側へ続く遊歩道を進みます。
こちらの道中からも有明の滝を見下ろす事が出来ます。
秋は花は無いですがキノコのシーズンですね。
小さな「アシナガタケ」が足元に生えていました。
有明の沢沿いを進んで行きます。
一部、川の流れがトレイルに流れ込んでぬかるみになっている箇所がありました。
今回のルートには結構な数のコクワが落ちていました。
食べると美味しい実の代表格ですね。
このトレイルは自衛隊の敷地と隣接しており、その境目にはフェンスが張られていました。
もみじ台に到着、四阿(あずまや)がありました。
名前の通り、モミジ類が多くてなかなか紅葉が綺麗な場所でした。
分岐には案内看板もしっかり立てられているので、安心感があります。
ホオノキの赤い実を発見。
落ち葉を見て歩くのも楽しいです。
コシアブラとシカの角研ぎ跡。
かなりでかいコクワの実が落ちてました。
ここまで大きくなるんですね。
良く整備された道で歩きやすい道のりです。
アオハダの赤い実が目立っていました。
この時期おなじみの、「ベニテングダケ」。
林道に出たら、小滝を経由して道道341へ向かいます。
有明小滝の看板。
小滝はこんな感じでした。
確かに小さい滝です。
小滝の沢入口に到着。
こちらも駐車スペースは広いですね。
ここから歩道歩きで水音の沢入口へ向かいます。
カラハナソウが実を付けていました。
ビールの原料となるホップ(セイヨウカラハナソウ)の近縁種です。
水音の沢入口は駐車スペースがありませんでした。
歩道を歩いても戻れるのですが、せっかくなので水音の沢から尾根に上がって、有明の沢入口を目指します。
暗紫色の斑点のある青々とした葉を見つけました。
これはトケンランの葉で、6月頃の花期の後に枯れるのですが、また秋に新葉が出てきて越冬します。
この時期に見られる貴重な緑色の葉、見つけると嬉しくなりますね。
ちょっと看板がややこしいのですが、三滝の沢入口が有明の沢入口の事です。
尾根から階段を下ると、有明の沢入口に到着します。
まとめ
- 紅葉はカエデ類の赤が多く、なかなか綺麗
- 道は歩きやすく、標高差もほどほど
- ぐるっと周遊するように歩く事が出来るので、体力に合わせたコースが選べる
最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
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